知らないうちに知人が退学してた

大学を退学すること

大学に入ったもののやりたいことと違ったり、大学生活に馴染めなかったり、といったことがあると大学を退学することを検討する人もいます。
高校までは卒業していないと就職で困るとよく言われますが、大学は卒業しなくても就職することができるということで、高校までよりも辞めやすいイメージが持たれがちです。
しかし、大学も中退することでダメージが全くないわけではありません。

もしも大学を途中で辞めたくなった場合、すぐに辞めるのではなくしっかりと辞めてその後何をするかということ、辞めることで出てくるリスクまで考えた上で決断することが重要です。
また、似たような言葉として出てくる除籍や抹籍といったことも理解して、後悔しない決断をしましょう。

中退と除籍、抹籍

大学中退という言葉は大学を辞めた人全員を指す言葉です。
退学届けを出さなくても途中で辞めれば皆が中退者となります。

退学の理由は様々です。
中には授業料を払わなかったり、在籍限度の年数を超えてしまったり、大学内でトラブルを起こしたりすることで辞めなければならないこともあります。
このようなことになると除籍処分が言い渡されます。

除籍というのは事務上の処理での言い方で、意味的には大学中退と同じ扱いです。
中には除籍となると大学に入学した事実も消されると不安視する人がいますが、大学に在籍したという事実は残っています。
そのため、大学が決めた期間内であれば復学することも可能ですが、復学をしなければ学歴は高卒ではなく大学中退となります。

それに対して抹籍というのは大学から籍も抹消されることです。
ですから、大学に在籍したという事実も残らないので学歴上は高校卒業になります。
抹籍扱いとなるのは重大な犯罪を犯すような重い事態が起こった場合のみに使われる滅多にないものです。

自主退学と除籍というのは大学在籍の事実は残るものの、書類上はきちんと違いが明記されます。
退学届けを提出した場合には退学証明書が発行されますが、除籍となった場合には大学から発行される書類が除籍証明書となってしまうのです。
除籍というのはどうしても悪いことをして籍を除かれたという印象が持たれるので就職活動の際に不利に働くことも少なくありません。

よく考えて決断をすること

大学を辞めても高卒で働ける職場に就職すれば良いと安易に考える人がいますが、決して楽なことではありません。
採用面接の際には必ず辞めた理由を聞かれますし、大学を辞めたということで仕事も続かないのではないかと考えて不採用とされてしまうことも多いです。

もしも辞めたいと思っても、すぐに辞めずに休学するという方法もあります。
金銭的な理由で続けられないとなれば奨学金を受けるということも可能です。
リスクが生じることですからすぐに決めるのではなく、冷静になってしっかりと考えること、周囲の人に相談をすることで様々な方向から考えて後悔しない決断をするようにしましょう。